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ペット保険

ペット保険が普及しないのは保険料が高いから?

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業界最安値のペット保険が誕生!ネット活用でコスト減!

SBIいきいき少額短期保険は「SBIいきいき少のペット保険」の販売を発表しました。このペット保険は、インターネットを活用することによりコストを削減し、業界最安基準の保険料を実現しています。

ペットの医療費はとにかく高い!

昨今のペットブームにより、何かしらのペットを飼っている方は多いでしょう。わが家はペットを飼っていませんが、私の実家では3匹の犬を飼っています。多い時で5匹飼っていました。

さて、ペットも生き物ですので人間と同じように病気になったりケガをすることもあります。しかし人間とは異なり、公的な保険がありません。日本では、健康保険のおかげで医療費の負担は3割負担ですが、公的な保険がないペットは医療費は100%自己負担です。

例えば老犬の多くがかかる「白内障」の場合、医療費の相場は、検査だけでも1万円。手術になると20~30万円ほどかかることもあります。がんの場合ですと、手術する部位や腫瘍の大きさにより費用はだいぶ変わりますが、3~30万円ほどが相場です。急に負担するには痛い金額です。

ちなみに私の実家の犬は、通院と薬の処方だけで一ヶ月で10万円の医療費がかかったことがあります。通院だけで10万円なんて、なかなか考えられないですよね。

ペットのための保険もあるけれど。。。

日本では10年ほど前からペットの医療費に備える「ペット保険」があるのですが、加入率はわずか6%です。ペット保険が誕生した地イギリスでも25%ほどとなっています。

最近ではペット購入時にペットショップ側は保険加入を勧める等しているおかげで、ペット保険に加入者が増えてきているようですが、まだまだ普及しているとは言いがたい状況です。普及しない理由は何なのでしょう。

普及しない理由は、毎月の保険料が高いから?

今回インターネットを活用したペット保険を販売するSBIいきいき少額短期保険は、ペット保険の普及しない原因は保険料の負担の大きさだと判断しました。そこで、経費を抑えることで保険料の安さを実現できるネット保険を開発したということですね。

ペットを飼育する上で、様々な費用がかかります。ペットの食事代やトイレシーツ等の消耗品、ペットの種類によっては定期的なトリミングが必要ですね。その費用を負担して、更に保険料も支払うと確かに負担は大きいです。保険料の負担がペット保険が普及しない要因の一つであることは確かでしょう。

しかし、私個人としては普及しない要因はそこではないと思います。
ずばり補償内容でしょう。

ペット保険では補償割合が定められている商品が多く、保険に加入をしていても自己負担金額が発生します。また、補償割合が100%の保険はあるのですが、手術費用で補償される金額の上限が低めに設定されている等、加入者が納得いく商品内容のペット保険が少ないのではないかと思います。

ペットの医療は、公的な保険がない為に病院によって医療費がまちまちです。高額な医療費を請求されてしまえば、たとえ保険に加入していたとしても自己負担が大きくなります。保険に加入していても自己負担も高額になる可能性があるのなら、保険に加入するのを躊躇するのも無理はありません。

人間の医療保険のように、補償割合を設定せずに入通院や手術費用が定額で補償される商品が登場すれば、加入率も更に増えるのかなと思います。

(以下はニュース記事からです)

SBIいきいき少短、ペット保険事業参入

SBIいきいき少額短期保険(東京都港区)は12日、ペット保険事業に参入すると発表した。
インターネットを活用したコスト削減によりペット保険業界で最安値水準の保険料を実現した。

日本のペット保険の普及率が約6%にとどまっているのは、加入したいもののペットの飼育に伴う経済的負担が大きいためと判断した。
また動物病院での疾病・ケガによる入院・手術・通院にかかる治療費用を補償するとともに、保険金の支払い回数制限や1日あたりの限度額もない。
保険は一生涯継続可能で、保険料は12歳以降上がらない。

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はるみ

はるみ

大学を卒業後、東京の損害保険会社商品部で勤務していました。 結婚後は別の保険会社のコールセンターでも働き、今も保険業界のライティング活動をするなど生命保険/損害保険に関わる仕事をしています。

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